南アフリカ政府は昨年10月、首都プレトリアにある台湾の代表機関、駐南アフリカ共和国台北聯絡代表処に対して首都外への移転を求めた。これに対して中華民国(台湾)外交部は「対等、尊厳」の原則の下、外交ルートを通して南アフリカ政府との意思疎通を図り、南アフリカ政府のこれからの対台湾関係についての考えを理解すると同時に、「一方的な現状変更は断固として受け入れられない」とする台湾側の立場を伝えてきた。こうした...