南シナ海の大半に領有権が及ぶとする中国の主張を否定した2016年のオランダ・ハーグの仲裁裁判所の判決が下されてから10年が経った。判決では台湾が実効支配する南沙諸島(スプラトリー諸島)の太平島までが「岩礁(rocks)」とみなされ、排他的経済水域(Exclusive Economic Zone)を主張することができないとされた。また、重要な利益関係者の一員である台湾が、仲裁裁判への参加を求められな...