台湾では9月21日を「国家防災日」と定め、地震を想定したさまざまな防災訓練を行っている。最近、台湾東部を震源とする地震が頻発していることから、今年は内政部と財団法人賑災基金会の協力により、花蓮県(台湾東部)沖の琉球海溝の沈み込み帯でマグニチュード8.0の地震が発生したとの想定で大規模な防災訓練を実施した。台湾本島の19の県・市、18の中央省庁、電信5社それに民間の団体や企業を含め、計1,300人以...