眼の悪性腫瘍である網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)の治療のため、日本への渡航が認められた台湾南部・高雄市に住む范姓の男児(3歳)が21日より、日本の国立がん研究センター中央病院で治療を開始した。治療を担当するのは国立がん研究センター中央病院眼腫瘍科長を務める鈴木茂伸医師。治療は放射線を発生する金属の板を腫瘍部に固定し、集中的に放射線を当てて腫瘍を消滅させるというもの。台北駐日経済文化代表処(...