陳建仁副総統が9月にバチカンを訪問し、故マザー・テレサの列聖式に参加することになった。総統府が24日午後の記者会見で関連のスケジュールを説明した。
バチカンは中華民国（台湾）にとって欧州で唯一、正式な外交関係を持つ友好国。しかし、このところ北京当局がバチカンと外交関係を結ぶとの噂が絶えず、陳副総統の同国訪問は注目される。
陳副総統が今回訪問する主要目的は、9月4日に行われる、故マザー・テレサの列聖式に参加すること。陳副総統は過去にバチカンより、「Order of St. Gregory the Great（大聖グレゴリウス勲章＝騎士団の称号）」並びに「the Equestrian Order of the Holy Sepulchre of Jerusalem（エルサレムの聖墓の騎士勲章＝騎士団の称号）」を受けており、今回の訪問は特別な意義を持つという。