2025/05/05

Taiwan Today

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外交部、新たなIC旅券を発給

2017/12/19
外交部(日本の外務省に相当)は25日より、世界最先端の偽造防止技術を採用した新たなIC旅券(eパスポート)の申請受付を開始する。旅券発給手数料は据え置く。(外交部)

外交部(日本の外務省に相当)は25日より、新たなIC旅券(eパスポート)の申請受付を開始する。台湾北部・台北市にある外交部領事事務局、外交部中部、南部、東部、雲嘉南弁事処、あるいは中華民国(台湾)の在外公館で申請を受け付ける。旅券発給手数料は据え置く。

中華民国(台湾)では2008年12月29日よりIC旅券を発給している。台湾のIC旅券は世界各国から高い信頼を寄せられており、米国、英国、カナダ、欧州連合(EU)など166カ国及び地域が、中華民国旅券所持者に対して査証(ビザ)免除措置を与えたり、到着ビザの発給やビザ発給に関するその他の便宜を図ったりしている。しかし、このため偽造犯罪のターゲットになりやすいという問題を抱えていた。

外交部では、世界的に偽造技術が急速に向上しており、且つIC旅券の発給からすでに8年が経過したことなどを考慮し、偽造をより効果的に防ぐために、IC旅券の偽造対策を強化する必要があると考えた。

新たなIC旅券は、世界最先端の偽造防止技術を採用した。また、所持者の顔写真を合計3枚に増やし、偽造防止のため特殊なホログラムも施した。出入国のスタンプが押されるページの図案も全面的に刷新し、台湾各地の景勝地やランドマークをプリントしている。

新IC旅券の発給手数料は現在と同じ1,300台湾元(約4,880日本円)。申請条件や手順も変わらない。現在所持している旅券は有効期限まで使用するか、有効期限前に新IC旅券に切り替えるか選択することができる。

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