ビザ(査証)なしで入国できる「パスポートの自由度」の2018年版ランキングで、ドイツのパスポートがトップになった。世界218か国・地域のうち、177か国・地域をビザなしで訪れることができる。同ランキングで、台湾のパスポートは32位となり、前年より1ランク下落した。ビザなしで入国できるのは134か国・地域となっている。
同調査は英コンサルティング会社のヘンリー&パートナーズとIATA(国際航空運輸協会)が協力して、2006年から調査を開始、各国・地域のパスポートが入国の際の査証制限を受けるかどうかで、海外渡航の自由度をはかり、ランク付けしてビザ制限指数(Visa Restrictions Index)を発表している。
2位はシンガポール(入国の際のビザ免除、176か国・地域)だった。3位はデンマーク、フィンランド、フランス、イタリア、日本、ノルウェー、スウェーデン、英国(同175か国・地域)が続いた。
そのほか、中国大陸の順位は、前年度から10ランクアップの75位(同60か国・地域)だった。