2025/06/07

Taiwan Today

外交

エド・ロイス米下院外交委員長、蔡英文総統を表敬訪問

2018/03/28
蔡英文総統(右)は27日、エド・ロイス米下院外交委員長(左)率いる訪問団の表敬訪問を受け、総統府において会見した。(中央社)
蔡英文総統は27日午前、エド・ロイス米下院外交委員長率いる訪問団の表敬訪問を受けた。
 
2017年9月にロイス委員長が蔡総統を訪問した際には、蔡総統は海外の政治家や財界人などに送られる勲章のうち最高位の「特種大綬景星勲章」を贈り、ロイス委員長の台米関係に対する貢献を讃えた。蔡総統は、近く双方の交流や両国関係に新たな発展が遂げられたことは、ロイス委員長の努力による成果だと説明した。
 
ロイス委員長の積極的な働きかけにより、中華航空(チャイナエアライン)による米カリフォルニア州オンタリオと台湾北部・桃園を結ぶ直航便の運航がスタートした。
 
ロイス委員長らが米国連邦議会に提出した「台湾旅行法案(台湾と米国の高官らの相互訪問を促進する法案)」は、1月と2月にそれぞれ米上院と下院で可決され、16日にトランプ大統領が署名し成立した。蔡総統は、これに対する深い感謝を述べ、「今後は、米国の行政機関と密に連絡をとり、より多くの交流と相互訪問を実現させ、より堅実なパートナーの関係が発展できるよう努力する」と強調した。
 
トランプ大統領就任以降、台米関係は様々な分野で発展・強化を続けている。先週は、東アジア・太平洋担当のアレックス・ウォン(Alex Wong)米国務副次官補が台湾を訪問した。アレックス・ウォン副次官補は、台湾が東アジア・太平洋地域における民主主義の模範となっていることを高く評価し、台米関係が双方の長期にわたる共通の価値に基づくものだと強調した。
 
蔡総統は、安定した台米関係は東アジア・太平洋地域の平和、安定、繁栄の大切な礎だとの見解を示した。その上で、台湾には米国と協力して同地域においてさらなる貢献を続ける意志も能力もあると強調した。

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