2025/07/10

Taiwan Today

外交

台湾、ポーランドと「科学高等教育協力協定」を締結

2018/07/31
台湾とポーランドの科学と高等教育分野における協力関係が密接になっている。こうした関係強化とさらなる成果に向けて、双方は27日、「科学高等教育協力協定」を締結した。中華民国の施文斌駐ポーランド代表(前列中央)が署名する。(外交部)
中華民国(台湾)とポーランドの科学と高等教育の分野における協力と交流が近年、ますます密接になっている。こうした協力関係を深め、さらなる成果を目指すため、両国政府は27日、「科学高等教育協力協定」をそれぞれの場所で署名する方式で締結した。
 
同協定によれば、台湾とポーランドは今後、共通の目標達成に向けて協力していく。共通の目標とはまず、双方の大学生、博士研究員、学者及び科学と教育機関の交流と協力関係の強化、拡大。次に双方の人々が相手方で就学したり、研究計画に従事したり、訓練やシンポジウム、並びに科学及び教育に関するその他の活動に参加したりすることへの奨励と協力。そして、奨学金計画の執行促進、並びに双方の言語の教師による相手国での教学の実現。
 
ポーランドは中央ヨーロッパにおける最大規模の国で、地理的にもヨーロッパの中心に位置している。インフラも整っており、急速な経済成長を実現、現在では台湾の企業が中央ヨーロッパや東ヨーロッパに進出するための重要な拠点となっている。台湾とポーランドの実質的な関係は密接。貿易や投資の面での急成長のほか、科学研究や高等教育分野での協力においてもポーランドが強力な科学研究インフラを備え、高等教育も発達していることから、奨学金の交換や大学間提携、研究者の相互訪問や共同研究計画などを通じてすでに良好な交流と協力モデルが築かれ、豊かな成果が蓄積されている。
 
今回の「科学高等教育協力協定」締結は、今後の協力範囲と執行方式を再確認するもので、両国が科学研究と高等教育の面での協力関係を引き続き強化していく上での重要なマイルストーンになるということ。
 

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