インドネシアのリゾート地、ロンボク島で5日夜、マグニチュード(M)7.0の地震が発生し、津波警報が出された。少なくとも数十人の犠牲者が出ているもよう。知らせを受けた蔡英文総統は6日、英語とインドネシア語でツイッターを更新。「台湾はこの苦難に際し、インドネシアの人々を助ける用意がある」と投稿した。
中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)の発表によると、ロンボク島では7月29日にもマグニチュード6.4の強い地震が発生している。5日夜の地震はそれに続くもので、地震直後には津波警報も発令された。外交部は直ちに、台北駐スラバヤ経済文化弁事処(インドネシアにおける台湾の領事館に相当)に指示し、台湾人の被害の有無を確認させると共に、インドネシア政府に対して犠牲者へのお悔やみと、被災者へのお見舞いのメッセージを伝えた。また、インドネシア政府が必要とするならば、いつでも支援する用意があることを伝えた。
蔡総統は6日、英語とインドネシア語(Bahasa Indonesia)でツイッターを更新し、自分の心がロンボク島の被災者と共にあること、台湾はこの苦難に際して、インドネシアの人々を助ける用意があることを伝えた。