外交部（日本の外務省に相当）は今年1月1日より、語学留学やインターンシップですでに台湾に滞在し、且つ台湾での滞在期間が１年未満のカナダ国民が、台湾でワーキングビザへの切り替えができるようにする措置を開始した。18歳以上、35歳以下であることや、過去に台湾ワーキングビザを申請したことがないなどが条件となる。台湾にある外交部領事事務局及びその4つの地方事務所（中部、雲嘉南、南部、東部事務所）で、有効期限１年間の台湾ワーキングホリデービザを申請することができる。カナダ人の若者が台湾での生活を体験することを奨励し、且つ台湾とカナダの青年交流を増進するのが狙い。
台湾とカナダは2010年にワーキングホリデー協定に相当する「台湾カナダ青年交流瞭解備忘録」に署名した。現在までに双方の青年が相互訪問や交流を行っており、相手国での生活を体験し、相互理解を深め、親しみの意識を高めている。台湾とカナダは今回、ビザ申請者の便宜を図る新たな措置により、引き続き台湾とカナダの青年交流を促進したい考え。