2025/06/30

Taiwan Today

外交

外交部のショートフィルムコンペ、10/16まで応募可

2019/09/03
様々な台湾をショートフィルムにして世界に発信することを目的にした全民潮台湾短片徴件競賽は5回目を迎える。今年は特に創意工夫がこらされた作品に焦点をあてている。(外交部ニュースサイトより)
外交部(日本の外務省に相当)が主催する台湾をテーマにした映像コンクール、「第5回全民潮台湾短片徴件競賽(=Trending Taiwanショートフィルムコンペティション)」では、国内外から年齢と国籍を問わず、広く作品の応募を呼びかけている。応募期間は8月31日から10月16日まで。
 
今年のコンペでは、特に作品の独創性に重点を置いている。より優れたクリエイターたちの出品を奨励するため、「脚本の独創性」という審査項目の配点の比重を一際高くした。外交部は、すべての出品者が創意工夫をこらし、革新的な手法を用いて、台湾の日常を取り巻く無数の一コマを動画にまとめ、見る人を引き付けて夢中にさせるようなショートフィルムを製作するよう期待しており、今まで見たことがない新しい台湾を世界に紹介し、感動を共有したいとしている。
 
審査項目は、「脚本の独創性」のほか、「テーマと内容」、「叙述方法」、「撮影と編集テクニック」。一次審査で、本選に進む20のノミネート作品が選出される。11月6日に開催が予定されている授賞式で、最終審査で選ばれた受賞者リストを発表する。同コンペの賞金は、総額53万台湾元(約177万日本円)。内訳は、最優秀賞が20万台湾元(約67万日本円)、2等が6万台湾元(約20万日本円)×2名、3等が3万台湾元(約10万日本円)×3名、佳作が2万台湾元(約7万日本円)×6名。
 
外交部は2015年7月、YouTubeに「潮台灣(Trending Taiwan)」チャンネルを開設し、それ以降、毎年ショートフィルムのコンペを開催している。外交部は、同コンペの受賞作品を外国語字幕付きで、外交部のサイトやSNSなどのプラットフォームを通して海外に向けて発信し、台湾のソフトパワーの底力を広く紹介したい考えだ。
 
今年が5回目となる同コンペへの応募作品は、年々増加しており、これまでで400作品を超えた。海外からは、スイス、フランス、マレーシア、インドなどから出品されている。過去に応募があった作品のテーマや創作アイデアは様々で、バラエティに富んでおり、同コンペは中華民国政府が主催する重要なショートフィルムコンペとなっている。
 
第5回全民潮台湾短片徴件競賽の詳細については、特設サイトを参照のこと。
https://web.cheers.com.tw/trending-taiwan/2019/index.php
 

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