2025/06/24

Taiwan Today

外交

外交部、欧州議会とドイツ連邦議会の議員106名の台湾支持に感謝

2020/05/15
外交部は14日、ニュースリリースと公式ツイッターで、欧州議会の議員102名とドイツ連邦議会の議員4名の計106名が欧州連合(EU)加盟国27カ国の衛生担当閣僚宛てに連名書簡を送り、WHO年次総会に台湾をオブザーバー参加させるべきだと訴えたことに感謝した。(外交部ツイッターのスクリーンショット)
ヨーロッパの民意を代表する欧州議会の党派を超えた議員102名とドイツ連邦議会の議員4名の計106名はこのほど、欧州連合(EU)の加盟国27カ国の衛生担当閣僚宛てに連名で書簡を送り、5月18日と19日にテレビ会議方式で開催されるWHO(世界保健機関)年次総会に、中華民国(台湾)衛生福利部(日本の厚労省に類似)の陳時中部長(大臣)をオブザーバーの資格で招くべきだと訴えた。また、WHOが行う全ての会議、メカニズム、活動に台湾を参加させるよう、WHOに要求することを求めた。今年4月には、欧州議会の党派を超えた議員67名と欧州緑の党を中心とする議員22名が前後してEUのジョセップ・ボレル(Josep Borrell)外務・安全保障政策上級代表に書簡を送り、EUは台湾のWHO参加を支持すべきだと訴えており、今回はそれに続く欧州議会の台湾WHO参加を求める具体的行動となる。

この連名書簡は欧州議会のUrmas Paet議員(欧州刷新。エストニアの元外相)と、欧州議会の親台湾派議員グループで代表を務めるMichael Gahler氏(欧州人民党グループ。ドイツ国籍)が発起したもの。発起から短時間で、欧州議会の欧州人民党グループ、社会民主進歩同盟、欧州刷新、欧州緑の党、欧州保守改革グループなどの党派を超えた主要議員、それにドイツ連邦議会の議員などが賛同し、台湾に対する支持と友好的立場を示した。

これに対して中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は14日にニュースリリースを発表し、欧州の主要議員106名の声援に心から感謝すると表明した。また、この公開メッセージでは、実務的及び科学的基礎に基づいて台湾を今年のWHO年次総会に招請すべきだと求めていることに触れ、「WHOがこれら欧州各地の幅広い世論に耳を傾けること、特定の加盟国による任意の政治的操作に左右されないことを希望する」と述べた。
 
公開メッセージの全文はこちら
 

ランキング

新着