中華民国（台湾）とハイチ共和国は25日、国交樹立65周年の節目を迎えた。外交部の呉釗燮部長（=外相）は約2分間の動画を制作して祝賀メッセージを伝えた。呉部長は「台湾とハイチ共和国は60年以上の歳月を共にしてきた。これからも両国の絆を深め、国家の繁栄と発展のために取り組んでいきたい」と述べた。
ハイチでは、在ハイチ中華民国大使館とハイチ政府がこれを記念し、現地で一連の祝賀イベントを開催する。地元のテレビ局に委託し、両国の協力の歴史や現状について報道してもらうほか、両国の長年の協力の成果をアルバムや動画にまとめ、65周年という節目の年を祝うことを計画している。
台湾では、ハイチ共和国大使館（台湾北部・台北市天母西路）が25日、国交樹立65周年記念のレセプションを主催し、外交部を含む関連省庁の職員、各国の外交使節団、台湾の財界関係者、台湾で学ぶハイチの留学生代表などが出席した。
ハイチはカリブ海に位置する重要な国交樹立国。両国の関係は緊密で、双方の政府は今後も実際の行動をもって両国民の交流及び友好を深めることで一致している。