ビザ(査証)無しで訪問可能な国の数などでパスポートの利便性を評価するイギリスのヘンリー&パートナーズ(Henley & Partners)が7日、2021年第3四半期の「ヘンリーパスポート指数(Henley Passport Index)」を発表。ランキングトップは4年連続で日本、台湾は第2四半期から1つ順位を上げて31位と評価された。
「ヘンリーパスポート指数」は国際航空運送協会(IATA)独自のデータを参考にし、ヘンリー&パートナーズが自らのリサーチチームによる分析を加えてまとめる指数で、今回、日本のパスポートはビザ無しで193カ国を訪問可能であることで「最強」と評価された。
中華民国(台湾)のパスポートは146カ国で入国ビザを免除されており、モーリシャス共和国、セントルシアと並んで31位だった。中国のパスポートはビザ無しで78カ国を訪問出来、ナミビア共和国、スリナム共和国と並んで72位だった。
日本、韓国、シンガポールを除くと上位10位はほぼ欧米諸国のパスポートで占められており、米国とイギリスはビザ無しで訪問可能な国187カ国で7位だった。