2025/06/13

Taiwan Today

外交

台米日の国会議員による初の「戦略対話」、オンラインで開催

2021/07/30
台湾・米国・日本の有力国会議員による「戦略対話」の初会合が29日、オンライン形式で開催され、インド太平洋地域の平和と安定を維持するための連携が呼びかけられた。(外交部)
台湾・米国・日本の有力国会議員による「戦略対話」の初会合が29日、オンライン形式で開催された。台湾・米国・日本の三方が一体となり、近い理念を持つ国々が民主同盟として友好関係を深めることを支持し、インド太平洋地域の平和と安定を維持するために連携するよう呼び掛けた。
 
この「戦略対話」は、台湾との交流促進に取り組む日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」の会長を務める古屋圭司衆院議員が発起した。初会合は日本が主催した。台湾からは、立法院(=国会)の「台日交流聯誼会」会長を兼務する游錫堃院長(=国会議長)をはじめとする与野党の立法委員(=国会議員)が参加した。米国からも上院・下院のベテラン議員が参加。日本からはサプライズゲストとして安倍晋三前首相が登場し、各方面が連携し、基本的価値を支持し、経済の繁栄と法の支配を推進しようと呼び掛けた。
 
今会合は、インド太平洋地域の安全保障、地域経済統合、自由・民主主義・人権・法の支配など基本的価値を共有する国々との連携の深化が議論のテーマとなった。この会合を通して、台米日はより多様な連携を深めることで、台湾海峡の安全をさらに守ることができることを確認。同時に、台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)加盟を支持することが非常に重要であることも確認し、今後も引き続き深い意義を持つ「戦略対話」を開催することで一致した。
 
この会合には、米国のハガティ上院議員、エド・マーキィー上院議員、スティーブ・シャボット下院議員、日本の古屋圭司衆院議員、中川正春衆院議員、富田茂之衆院議員、石井章参院議員、山本順三参院議員、前原誠司衆院議員、奥野信亮衆院議員、小田原潔衆院議員などが出席した。
 

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