2025/05/10

Taiwan Today

外交

呉外交部長、セントルシアのフィリップ・ピエール新首相とビデオ通話

2021/08/04
カリブ海に位置する中華民国(台湾)の国交樹立国セントルシアのフィリップ・ピエール新首相とビデオ通話を行う外交部の呉釗燮部長(外相)。ピエール首相が率いるセントルシア労働党(SLP)は7月26日に行われた総選挙で勝利し、政権与党となった。(外交部)
中華民国(台湾)外交部の呉釗燮部長(外相)は3日、カリブ海に位置する中華民国(台湾)の国交樹立国セントルシアのフィリップ・ピエール新首相とビデオ通話を行った。呉部長はまず、蔡英文総統、中華民国政府及び国民を代表して、ピエール首相が率いるセントルシア労働党(SLP)が7月26日に行われた総選挙で勝利し、セントルシアの民主政治のさらなる深化を示したことを改めて祝賀した。呉部長は、「セントルシアは中華民国にとってカリブ海における重要な国交樹立国。中華民国政府とセントルシアの新政権は既存の友好関係を土台とし、これからも住民の交流と友好関係を増進していきたい」と抱負を語った。また、可能な範囲内でセントルシアの人々の福祉増進につながるさまざまな政策を優先して推進していくことを約束した。
 
呉部長は、セントルシアの政府及び民間が一体となり、国際社会において台湾の国際参与を長年支持していることに感謝し、ピエール首相に対しても引き続き台湾のために声を上げて欲しいとお願いした。さらに、中華民国政府と国民を代表して、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたら訪問団を率いてぜひ台湾を訪れて欲しいと伝えた。
 
これに対してピエール首相は、セントルシア政府と国民を代表して、蔡英文総統及び中華民国政府が長年、セントルシアのさまざまな建設事業や新型コロナウイルス対策を支援してくれていることに感謝した。また、セントルシア労働党(SLP)が政権与党である間は、両国の各分野での協力を強化し、且つ両国の友好関係を支持するという決意を改めて示した。
 
ピエール首相はセントルシア労働党(SLP)が政権与党だった2011年から2016年まで同国の副首相を務め、2012年には訪問団を率いて台湾を訪れた。
 

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