2025/05/04

Taiwan Today

外交

岸田文雄氏が日本の第100代内閣総理大臣に就任、外交部が祝賀

2021/10/05
中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は4日、ニュースリリースを出し、日本の与党・自民党の岸田文雄総裁が第100代内閣総理大臣に選出されたことを祝賀した。写真は外交部本庁舎。(外交部)
日本の与党・自民党の岸田文雄総裁は4日に召集された臨時国会で第100代内閣総理大臣に選出された。中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は同日、ニュースリリースを出し、岸田新総理の誕生に対して祝賀の意を伝えた。ニュースリリースの概要は以下の通り。
 
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台湾と日本は緊密且つ友好的な関係にある。相手国に対する国民感情も安定し、良好だ。経済・貿易分野では、日本は台湾にとって3番目の貿易相手であり、日本にとって台湾は4番目の貿易相手となっている。人的往来においてもコロナ・ショック以前は、台湾を訪れる外国人の中で日本人は2番目に多く、日本を訪れる外国人の中で台湾人は3番目に多かった。
 
とりわけ重要なのは、台湾と日本の国民が長期にわたり、「互信互恵(=互いに信頼し、互いにメリットがある)」と「同舟共済(=利害をひとしくする者同士、互いに助け合う)」の関係と「善の循環」を築いてきたことだ。自然災害や重大な事故が発生するたびに、あるいは現在世界を襲う新型コロナウイルスのパンデミックにしても、台湾と日本の政府及び国民は相手に関心を寄せ、助け合い、そして必要なものを提供するなどして、国際社会に優れた手本を見せてきた。
 
台湾と日本は、自由、民主主義、法の支配、人権、市場経済などの核心的価値を共有している。国際社会においては、いずれも平和を愛し、自由で開かれたインド太平洋地域を促進し、ルールに基づいた国際秩序を維持することを支持している。日本はまた、台湾の国際参与を支持すると同時に、台湾海峡の平和と安定の重要性を認識している。
 
わが国の政府は、既存の良好な基礎の上で、岸田首相が率いる新政権と、これからも台日の友好且つ実質的な協力関係を全面的に深化させ、インド太平洋地域の平和、安定、繁栄を共同で促進したいと願っている。
 

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