2025/07/20

Taiwan Today

外交

米国政府が2度目となる台湾へのワクチン供与、モデルナ製150万回分

2021/11/01
米国政府は10月31日、台湾に対して米モデルナ製新型コロナウイルスワクチン150万回分を無償提供すると発表した。同日、台北駐米経済文化代表処の蕭美琴代表(駐米大使に相当。写真左から3人目)が米ケンタッキー州ルイビルにあるワクチン倉庫を自ら訪れ、中華民国政府を代表してワクチンを受け取った。(蔡英文総統ツイッターより)
米国政府は米東部標準時間10月31日午前、台湾に対して米モデルナ製新型コロナウイルスワクチン150万回分を無償提供すると発表した。ワクチンはすでに米国を出発しており、台北時間11月1日(月)午後1時ごろ台湾桃園国際空港(台湾北部・桃園市)に到着する予定だ。
 
中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は10月31日夜に発表したニュースリリースで、台北駐米経済文化代表処(米国における中華民国大使館に相当)の蕭美琴代表(駐米大使に相当)が米ケンタッキー州ルイビルにあるワクチン倉庫を自ら訪れ、中華民国政府を代表してワクチンを受け取ったことを明らかにした。蕭美琴代表は、ワクチンが中華航空(チャイナエアライン)の専用機に運び込まれ、台湾へ向けて出発するのを見送った。
 
米国政府による台湾へのワクチン供与は、今年6月に行われたモデルナ製ワクチン250万回分に続き2回目のこととなる。これにより、米国が台湾に供与するワクチンの累計は400万回分に達する。米国が実際の行動をもって中華民国政府及び国民の感染症対策を助けることは、台湾に対する揺るぎない支持と高い重視、それに台米の緊密な友好関係が全方位的であることを示すものである。
 

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