日本で10日、特別国会が召集され、首相指名選挙を経て自由民主党の総裁・岸田文雄衆議院議員が第101代首相に選出された。中華民国政府はこれに対し、心からの祝意を表した。外交部（日本の外務省に相当）が10日に発表したプレスリリースは以下のとおり。
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台湾と日本は互いに、自由、民主、人権、法治、市場経済などの核心的な価値を共有する重要なパートナーであり友人である。日本は最近、国際的な様々な場で台湾海峡の平和と安定の重要性を繰り返し強調しているほか、台湾が「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定（Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnership、CPTPP）」への正式な加入申請を行ったことを公式に歓迎している。とりわけ日本政府は台湾で新型コロナウイルスのワクチンが不足しているのを知ると、六度にわたって合計420万回分以上のアストラゼネカ製スワクチンを迅速に無償提供した。我が国政府と国民はこれに感謝し、決して忘れることはない。
台湾と日本の人々の感情的なつながりは強靭で深く、その友好的な関係は極めて密接である。我が国政府はこれからも既存の良好な関係を基礎に、岸田首相率いる新内閣と台日の全方位的な友好的かつ実質的な協力関係を深め、共にインド太平洋地域の平和と安定、繁栄を促進していく。