2025/07/17

Taiwan Today

外交

陳建仁前副総統、リトアニア・ポーランド訪問へ

2021/11/16
陳建仁前副総統は、専門分野における実績や民主主義への貢献が、国内外で高く評価され、今回、リトアニアの国際会議に招かれて出席・講演をするほか、寄付をしたポーランドのアウシュヴィッツ・ビルケナウ財団へも招きに応じて訪問する。(中華民国外交部新南向政策資訊平台サイトより)

陳建仁前副総統は、リトアニアのガブリエリウス・ランズベルギス(Gabrielius Landsbergis)外務大臣の招きを受けて、19日から20日にリトアニアの首都ビリニュスで開催される「民主主義の未来-権威主義体制に対抗する最高級会議」に出席する。中華民国外交部(日本の外務省に相当)が15日、ニュースリリースで明らかにした。陳前副総統は20日に貴賓として、昼食講演会において、「民主主義体制への試金石となった台湾(Taiwan as a Litmus Case for Democracy)」をテーマに講演を行う。国際社会に向けて台湾の民主主義体制における防疫対策の成功例、フェイクニュース及びハイブリッド脅威への備えなどの成果を共有したい考えだ。

陳前副総統はまた、リトアニアでの講演の前に、ポーランドのアウシュヴィッツ・ビルケナウ財団(Auschwitz-Birkenau Foundation)の招待を受けて訪問する予定だ。同財団は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツがポーランドに設置した強制収容所に収容された犠牲者・生存者のために設立された。陳前副総統は、アウシュヴィッツ・ビルケナウ記念博物館を訪れ、文化遺産や歴史的資料を参観するほか、中華民国(台湾)政府が同財団に寄付したことへの謝意として、特別に彫刻された額の除幕式に立ち合う。思い返される歴史の中でも、民主主義、自由、人権が大きな価値を持つことが明らかで、世界中の人々が大切にすべきものだ。

公衆衛生と科学という専門分野における陳前副総統の成果と実績、民主主義への貢献は、国内外で高い評価を受けている。今回、国際会議に招かれて出席することが、今後も台湾と民主主義国家が連結や友好関係を深めるものとなる。

陳前副総統は、夫人を伴って15日夜に出発、民主主義に関する国際会議が終了後、21日に帰国する。

ランキング

新着