2025/05/02

Taiwan Today

外交

台湾、ウクライナ避難民受け入れのスロバキア首都ブラチスラバに25万米ドル

2022/04/20
台北駐スロバキア代表処の李南陽代表(写真左)は19日、中華民国政府を代表して、ウクライナ避難民を受け入れているスロバキアの首都ブラチスラバ旧市街に義援金25万米ドルを寄付した。ブラチスラバのZuzana Aufrichtová市長(中央)が受け取った。写真右は、スロバキア国会外交委員会のPeter Osuský副委員長。(台北駐スロバキア代表処フェイスブックより)
台北駐スロバキア代表処(スロバキアにおける中華民国大使館に相当)の李南陽代表(大使に相当)は19日、中華民国政府を代表して、ウクライナ避難民を受け入れているスロバキアの首都ブラチスラバ旧市街に義援金25万米ドルを寄付した。ブラチスラバのZuzana Aufrichtová市長が受け取り、スロバキア国会外交委員会のPeter Osuský副委員長が立ち会った。Osuský氏は、スロバキア国会で親台湾派議員グループの代表を務める。この義援金は、ウクライナからの避難民のケアやウクライナに残留する人々への人道支援に使われる。
 
Aufrichtová市長によると、スロバキアでは毎日、ウクライナから2,000人余りの避難民を受け入れている。また、避難民の多くが職を求めて首都ブラチスラバにやってくる。Aufrichtová市長は、台湾から受け取った25万米ドルはこれらの避難民などを支援するために使うことを約束した。
 
Aufrichtová市長はまた、台湾が2020年に医療用マスクをスロバキアに無償供与したことに触れ、それに続く支援に改めて感謝した。また、国際社会は台湾がWHO(世界保健機関)総会に参加できるよう支持し、台湾が国際的な衛生体系で寄与できるようにすべきだと主張した。
 
台北駐スロバキア代表処の李南陽代表は、国際社会の一員として、台湾はスロバキアが受け入れいてるウクライナ避難民を助け、彼らがスロバキアの社会になじめるよう協力していきたいと伝えた。
 

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