2025/07/10

Taiwan Today

外交

外交部、エスパー元米国防長官らが台湾訪問と発表

2022/07/18
米シンクタンク「大西洋評議会」の訪問団として、アメリカのマーク・エスパー(Mark Esper)元国防長官、イタリアのステファノ・ステファニーニ(Stefano Stefanini)元大統領外交顧問、「大西洋評議会」のバリー・パベル(Barry Pavel)上席副会長の一行3人が18日から21日まで台湾を訪問する。(外交部)
中華民国(台湾)外交部は18日、アメリカのシンクタンク「大西洋評議会(The Atlantic Council)」の訪問団として、アメリカのマーク・エスパー(Mark Esper)元国防長官、イタリアのステファノ・ステファニーニ(Stefano Stefanini)元大統領外交顧問、「大西洋評議会」のバリー・パベル(Barry Pavel)上席副会長の一行3人が18日早朝、台湾に到着したと発表した。一行は21日まで台湾に滞在する。

外交部は、一行が台湾の政府上層部や関連省庁の訪問、シンクタンクや財界関係者との交流を通して台湾への理解を深めると共に、インド太平洋地域における安全保障や経済・貿易情勢、台湾と欧米との関係などについて台湾側と幅広く意見交換を行えるよう期待を寄せ、一行の訪問を歓迎している。

マーク・エスパー氏は国防長官在任中、民主的な台湾への支持と約束を何度も公言してきた。国防長官を退いたあとも、台湾海峡の平和と安定に関心を示しており、台湾にとって忠実な友人である。ロシアによるウクライナ侵攻開始後、国際社会は権威体制による脅威を直接的に受ける台湾に高い関心を寄せており、外交部はこの訪問が、欧米の政策立案者の台湾理解と支持の強化につながるよう期待を寄せている。

「大西洋評議会」は無党派のシンクタンク。米ワシントンに本部を置き、対大西洋政策の研究や協力の強化・拡大を主旨とする。欧米に幅広い人脈を持ち、その研究内容は各国の政策立案者に重視されている。

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