教育部（日本の文部科学省に類似）はこのほど、2022学年度の高等教育機関における留学生受け入れにつき、新たに（１）台湾と海外の学校の協定で受け入れることになっている交換留学生、（2）滞在2か月以上の語学留学生―の受け入れを再開することを決めた。
教育部はすでに、正規留学生、僑生先修部（=華僑子弟が台湾の大学に進学する前に入る１年間のコース）、外交部台湾奨学金を受給する奨学生など、一部の留学生の受け入れを行っている。今回は、これに加えて「交換留学生（外国人のみ）」と「2か月以上滞在の語学留学生（外国人及び香港・マカオ住民）」が受け入れの対象に加わった。
教育部によると、交換留学生は8月1日より台湾に入ることができる。語学留学生は7月15日以降、台湾に入ることができる。台湾では現在、海外からの入国者に対して、入国日を0日目として3日間の居家検疫（自宅待機、外出不可）とその後4日間の自主防疫（検査キットで陰性なら外出可能）を求めており（いわゆる「3+4」）、留学生も入国後はこれに従う必要がある。