2025/05/29

Taiwan Today

外交

AIT主催アメリカ独立記念日レセプション、頼清徳副総統が祝辞

2022/07/22
頼清徳副総統は21日、アメリカの独立246年を記念するレセプションに出席。「戦火に追われる罪のないウクライナの人々のために、一日も早く平和な日が到来するよう祈りたい」と祝辞を述べた。(総統府)
頼清徳副総統は21日、米国在台協会(AIT)が主催するアメリカ独立記念日レセプションに出席し、「アメリカと台湾、そして戦火に追われる罪のないウクライナの人々のために、一日も早く平和な日が到来するよう祈りたい」と祝辞を述べた。レセプションにはほかに、外交部の呉釗燮部長(=外相)、衛生福利部(日本の厚労省に類似)前部長の陳時中氏、台湾積体電路製造(TSMC)の創始者・張忠謀(モリス・チャン)氏、野党・国民党の朱立倫主席らが招かれて出席した。
 
米国在台協会台北事務所(AIT/T。台湾における米国大使館に相当)のサンドラ・オウドカーク所長(駐台大使に相当)は歓迎の挨拶でロシアのウクライナ侵攻に言及し、ウクライナの政府と人々が非凡な勇気、強靭性、決意を示していることを称えた上で、全世界の民主主義国家は一致団結し、一緒になって自由を守り、より自由でより平和な世界を作り上げなければならないと呼びかけた。
 
また、頼清徳副総統は祝辞で「ロシアのウクライナ侵攻の背後にあるのは全体主義の拡張であり、ルールを基礎とする民主主義と自由を変更しようと企てるものだ。全世界の民主国家や有志は、これに真剣に立ち向かう必要がある。この重要なタイミングにおいて、台湾はどのような役割を果たすべきか知っている。民主主義をしっかりと守ると同時に、米国や近い理念を持つ国々と一緒になって地域の平和と安全を守り、自由で開かれたインド太平洋を守り、そして産業のサプライチェーンの安全を守るのだ」と述べた。
 
頼副総統はまた、「自由と民主主義を堅持する台湾は、アメリカにとってインド太平洋地域における信頼できるパートナーだ。また、自由と民主主義を堅持するアメリカは、台湾にとって信頼できる盟友だ。台湾とアメリカは民主陣営において肩を並べ、共に立ち上がり国際社会のために努力している。現在、台湾とアメリカの関係は最も緊密で、両国の国民感情も最も良好だ。台湾とアメリカは各分野でさまざまなプロジェクトを進めており、これからもより幅広く、奥行きのある協力を展開できるよう心から願っている」と語った。
 

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