2025/07/21

Taiwan Today

外交

呉釗燮外交部長、セントクリストファー・ネイビス新首相とビデオ通話

2022/08/17
中華民国外交部の呉釗燮部長(写真左)と、セントクリストファー・ネイビスのテランス・ドリュー新首相(写真右)のビデオ通話の様子。双方はお互いの支持に対して謝意を表し、今後も様々な分野で提携を推進することを確認した。(中華民国外交部ニュースサイトより)

中華民国外交部(日本の外務省に相当)の呉釗燮部長(外相)は15日、国交樹立国、セントクリストファー・ネイビスのテランス・ドリュー(Terrance Drew)新首相とビデオ通話を行った。中華民国政府と市民を代表して、蔡英文総統に代わり、5日に実施された総選挙でドリュー首相率いるセントクリストファー・ネイビス労働党(SKNLP)が勝利したことに対して、改めて祝意を表した。双方は、今後の両国の提携計画などについて、意見交換を行った。

呉釗燮部長は、「台湾とセントクリストファー・ネイビスは、強固な友好関係を築いている。台湾は既存の友好関係に基づいて、ドリュー新政権と引き続き協力して、国家と国民に利益をもたらす様々なプログラムを推進することを望んでいる。また、セントクリストファー・ネイビス政府と国民が、国際社会において、台湾の国際機関参与に対して、長年にわたる確固たる支持を表明していることに感謝している。ドリュー首相が、今後も台湾を支持するために発言するよう願っている。同時に、ドリュー首相と代表団が時期を見計らって、台湾を訪問し、両国の協力関係がさらに緊密になるよう中華民国政府および市民一同、心から望んでいる」と述べた。

一方 、ドリュー首相は、セントクリストファー・ネイビス政府と国民が、様々な国家レベルでの取り組みや新型コロナウイルス感染症の防疫対策における台湾の長期的な支援に対して、心からの謝意を表した。ドリュー首相はさらに、首相在任中に両国の友好関係の維持に尽力し、アフターコロナの経済回復に向けた取り組み、女性のエンパワーメント、教育、公衆衛生などの分野における提携を推進、双方の国民に恩恵がもたらされるよう望むことを強調した。

セントクリストファー・ネイビスは、台湾にとってカリブ海地域の重要な国交樹立国。1983年9月に英国から独立し、同年10月に台湾と国交を結んだ。台湾はセントクリストファー・ネイビスにとって、初めての外交関係を樹立した国家で、両国はこれまで、堅実に友好関係を築いてきた。

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