2025/07/07

Taiwan Today

外交

呉外交部長がシンガポール建国57周年のレセプションに出席

2022/08/24
シンガポールの建国57周年を祝うレセプションが22日夜、シンガポール駐台北商務弁事処によって行われ、招きに応じて出席した呉釗燮外交部長がスピーチを行った。左からシンガポール駐台北商務弁事処の葉偉傑代表、呉外交部長、同弁事処の王宗翰副代表。(外交部)
シンガポールの建国57周年を祝うレセプションが22日夜、シンガポール駐台北商務弁事処(Singapore Trade Office in Taipei)によって行われ、招きに応じて出席した呉釗燮外交部長(外務大臣)がスピーチを行った。呉外交部長は、シンガポールは1965年の独立以来、経済的繁栄と秩序ある社会、エスニックグループの融和で世界に知られており、地域における活発な金融・貿易センターとしてばかりでなく、国際的な競争力と地域での働きの上でも大変優秀だと指摘、台湾とシンガポールが共に努力すればインド太平洋地域における強靭なサプライチェーンを構築できるはずだと強調した。
 
シンガポール駐台北商務弁事処の葉偉傑(Yip Wei Kiat)代表はあいさつの中で、2020年に新型コロナウイルスが拡大し始めてから各国は共に重大な課題に向き合うことになったが、シンガポールは幸い国民の協力と努力で無事難局を切り抜け、今年4月には入国制限を大幅に緩和したと説明、各国の人々がシンガポール旅行を楽しんでくれることを歓迎すると述べた。葉代表は、「萬衆一心」(一致団結)はシンガポールにとって最も貴重な価値だとアピールすると共に、会場に集まったゲストたちのシンガポール、ならびに台湾とシンガポールとの関係に対する支持に感謝した。
 
中華民国外交部(日本の外務省に相当)は、「シンガポールは我が国の『新南向政策』の重要なパートナーだ。両国は経済・貿易・文化・教育など各分野で緊密に協力しており、関係は堅実かつ友好的で友情はますます深まっている。今後も各方面での連携を強化し、ポストコロナ時代においてより強く堅実な台湾とシンガポールとの関係を築き上げる」とコメントした。「新南向政策」は台湾が南アジア、東南アジア、ニュージーランド、オーストラリアとの幅広い関係強化を目指す政策のこと。
 
 

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