2025/05/10

Taiwan Today

外交

セントルシアのフィリップ・J・ピエール首相が台湾を訪問、12/2まで滞在

2022/11/28
セントルシアのフィリップ・J・ピエール首相がきょう(28日)、中華民国政府の招きに応じて台湾を訪れた。写真右は桃園国際空港で一行を出迎えた外交部の呉釗燮部長(外相)。一行は12月2日まで台湾に滞在する。(外交部)
東カリブ海に位置する国交樹立国(中華民国と正式な外交関係を持つ国)であるセントルシアのフィリップ・J・ピエール首相がきょう(28日)、中華民国政府の招きに応じて台湾を訪れた。一行はピエール首相のほか、ショーン・A・エドワード教育・革新・ジェンダー関係・持続可能な開発相、国民保険局のEvaristus Jn Marie会長、セントルシア開発銀行のDaryl Raymond頭取などの重要な政府高官ら。一行は12月2日まで滞在する。
 
ピーエル首相の台湾訪問は、2021年7月28日の首相就任後、初めてのこと。ピエール首相の台湾訪問に対して敬意を示すため、蔡英文総統は栄誉礼や国宴(国家元首主催の公式な宴会)で一行をもてなす。また、ピーエル首相と二国間の協力や双方が関心を寄せる問題などについて踏み込んだ意見交換を行う。ピエール首相は台湾滞在期間中、行政院の蘇貞昌院長(首相)、外交部の呉釗燮部長(外相)、内政部警政署(日本の警察庁に相当)、高雄市(台湾南部)などを表敬訪問する。また、呉外交部長が宴席を設け、一行を歓待する。一行はまた、財団法人資訊工業策進会(III)、国立高雄餐旅大学、台北101ビルなどの組織・文化施設も訪れる。
 
今年、中華民国とセントルシアは国交回復15周年を迎える。両国関係は緊密で、医療、教育、観光、ICT、女性のエンパワーメント、気候変動へのレジリエンス、サステナビリティなどの分野で連携を深め、豊富な成果を上げている。
 

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