2025/05/04

Taiwan Today

外交

米下院外交委員会のマッコール委員長が超党派の議員団と共に訪台

2023/04/07
米国連邦下院外交委員会のマイケル・マッコール委員長が6日、訪問団と共に米国の政府専用機で台湾に到着。インド太平洋小委員会の委員長ら超党派の国会議員8名が訪台している。(外交部)
米国連邦下院外交委員会のマイケル・マッコール委員長が6日、訪問団と共に米国の政府専用機で台湾に到着した。8日まで滞在する。訪問団のメンバーは同外交委員会インド太平洋小委員会の委員長、ヤング・キム議員(共和党)、同小委員会における民主党のランキング・メンバー(最年長議員)であるアミ・ベラ議員、フレンチ・ヒル議員(共和党)、下院における共和党院内副幹事のガイ・レッシェンサラー議員、マデレイン・ディーン議員(民主党)、マイク・ローラー議員(共和党)、ナサニール・モラン議員(共和党)で、8名の国会議員が台湾を訪問していることになる。
 
6日午前には外交部(日本の外務省に相当)の俞大㵢常務次長(=事務次官)が政府を代表して空港で一行を出迎えた。一行は台湾滞在期間中、蔡英文総統ならびに頼清徳副総統と会談するほか、游錫堃立法院長(=国会議長)、呉釗燮外交部長(=外務大臣)の設宴によるもてなしを受ける。さらに台米関係の重要な議題について政府の関係者と意見を交わす。
 
マッコール議員は外交委員会の委員長に就任するまで、同委員会における共和党のトップ、ならびに下院国土安全保障委員会の委員長を長年務めるなど、米国議会における台湾支持派として最も有力な国会リーダーの一人。近年の米国議会による台湾支持の動きの全てに同氏が台湾を力強くサポートする姿が見られた。第117回連邦議会では下院版の「台湾政策法案(Taiwan Policy Act)」を提出。また当時の下院外交委員会委員長、グレゴリー・ミークス議員(民主党)との連名書簡でバイデン政権に台湾への武器売却の加速を促した。
 
ヤング・キム議員も台湾に友好的で重要な議員。第117回連邦議会では「米国務長官に対し、台湾がWHO(世界保健機関)のオブザーバー資格を再度得られるよう助ける戦略の策定を求める法案」を提出した。同法案はすでにバイデン大統領の署名を経て発効している。キム議員はさらに現在の第118回連邦議会で、「台湾差別禁止法案(Taiwan Non-Discrimination Act)」を提出している。
 
アミ・ベラ議員は「台湾国際連帯法案(Taiwan International Solidarity Act)」や「台湾の平和及び安定法案(Taiwan Peace and Stability Act)」、「台湾フェローシップ法案(Taiwan Fellowship Act)」を提出。その核心となる内容はみな2023年度の「国防授権法案(NDAA2023)」に組み込まれ、可決されている。
 
ヒル議員とレッシェンサラー議員は台湾に友好的な連名書簡や法案に度々署名しているほか、それぞれ「台湾紛争抑制法案(Taiwan Conflict Deterrence Act)」と「台湾侵略防止法案(Taiwan Invasion Prevention Act)」を提出した。
 
このほか、ディーン議員、ローラー議員、モラン議員も票決やメディアへの発言などを通じて台湾に友好的な立場を度々表明している。
 
 

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