自民党青年局の代表団は、5月3日から7日まで台湾を訪問する。代表団のメンバーは、団長を務める青年局局長の鈴木憲和衆院議員を始め、藤原崇衆院議員、佐藤啓参院議員、中曽根康隆衆院議員、西野太亮衆院議員、山口晋衆院議員、日本青年会議所の麻生将豊会頭および幹部ら12名。これを受けて外交部は、代表団の訪問を心から歓迎すると発表した。
代表団は訪台中、蔡英文総統、頼清徳副総統を表敬訪問し、陳建仁行政院長（首相）、游錫堃立法院長（国会議長）、呉釗燮外交部長（外相）、台湾日本関係協会の蘇嘉全会長と会談する。そのほか、台湾北部・新北市、同南部・高雄市を訪れ、台湾の経済団体「三三会（日本の経団連に類似）青年会」や青年団体「救国団」との交流も予定されている。
外務大臣政務官を務めた団長の鈴木憲和氏は、昨年5月に当時の青年局局長、小倉將信衆院議員に伴って台湾を訪問したことがあり、台日友好に努める議員の一人だ。
自民党青年局は、長きに渡って日本における台湾の重要な外交窓口としての役割を担ってきた。定期的に台湾を訪問し、両国関係や国際情勢などについて、台湾の各界と活発な意見交換を行っている。自民党青年局の局長は総理の登竜門とも言われ、歴代の局長には岸田文雄首相を始め、故安倍晋三元首相、麻生太郎元首相などが名を連ねる。