2025/06/08

Taiwan Today

外交

熊本県選出国会議員団が民航局訪問、台湾ー熊本便の再開願う

2023/05/05
交通部民用航空局を訪問した坂本哲志衆院議員(写真右)は、林國顯局長(写真左)らと会談し、台湾ー熊本間のフライトが一日も早く再開するよう願うと伝えた。(交通部)

訪台中の坂本哲志衆院議員ら一行は2日、交通部民用航空局(民航局)を訪問し、「台湾と熊本間のフライトが一日も早く再開されることを願う」と伝えた。これに対して民航局の林国顕局長は、双方の経済、貿易、文化、観光における交流を促進するため、台湾の航空各社が熊本路線をできるだけ早く再開できるよう全面的に支援すると約束した。

坂本議員は、自民党副幹事長も務める日本政界の実力者。坂本議員を始め、民航局を訪問したのは、熊本県選出の国会議員3名、熊本県議会の議長と議員5名、熊本県副知事の11名による代表団。今回の民航局への訪問は、台湾を重視していることを示すもので、林国顕局長も幹部を同席させて会談した。

坂本議員ら一行が台湾を訪れ、台湾ー熊本間のフライト再開に向けて積極的に努めていることに対して、心からの謝意を表した林国顕局長は、「日本は台湾の人々に最も人気のある旅行先の一つで、コロナ禍前の2019年、台湾から日本への旅行客は延べ491万人だった。昨年、段階的に入国制限が緩和されてから、台湾の航空各社は、積極的に日本へのフライト再開を計画している。現在、日本へのフライトは週571便で、コロナ禍前の79%まで回復した」と説明した。

台湾ー熊本便の再開について林国顕局長によると、先ごろ、中華航空(チャイナエアライン)と星宇航空(スターラックス)の二社が、桃園国際空港ー熊本(阿蘇くまもと)空港でチャーター便の運航を開始した。今後も民航局は、航空各社が定期便を再開できるよう全力でサポートするとしている。

民航局によると、台湾と熊本間の定期便は2015年10月25日、チャイナエアラインが週3便の高雄ー熊本路線を開設したのが始まりで搭乗率は約70%だった。コロナの感染拡大から2020年2月に運行停止となった。

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