2025/04/28

Taiwan Today

外交

国交樹立国と理念の近い国々がWHAで台湾の参与を支持、外交部は「この上ない感謝」

2023/05/25
世界保健機関(WHO)の年次総会である世界保健総会(WHA)で台湾の参与を支持する声が相次いでいることに対し、外交部が24日、プレスリリースを発表して感謝した。(外交部)
世界保健機関(WHO)の年次総会である世界保健総会(WHA)で台湾の参与を支持する声が相次いでいることに対し、外交部(日本の外務省に相当)が24日、プレスリリースを発表して感謝した。以下、その内容要約。
 
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開催中の第76回世界保健総会では、中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つベリーズ、ナウル、エスワティニ王国、マーシャル諸島、グアテマラの5カ国、ならびに台湾と理念の近い日本、イギリス、オーストラリア、チェコ、フランス、カナダ、米国の7カ国が台湾のため発言していたが、総会3日目にも国交樹立国、そして理念の近い国々がリレー方式で台湾のため正義の声を上げた。
 
世界保健総会では23日の本会議でパラグアイ、マーシャル諸島、ハイチ、ナウル、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシアが相次いで発言、今年の総会のテーマ「WHO at 75: Saving lives, driving health for all」(75歳のWHO:命を救い、すべての人のための健康を推進)と関係付けて、台湾をWHO及びWHAから排除すべきではないと強く訴えた。特に新型コロナウイルスの終息が世界の公衆衛生上、緊急の課題となっている今、教訓を学び、政治問題化を止め、防疫の取り組みで世界の手本である台湾を受け入れることで全世界の健康の安全性を共に強化し、「Taiwan can help(台湾がお手伝い出来ます)」のスローガンを実現させるべきだと主張した。
 
開幕からこれまでに理念の近い国々が我が国のため行った発言は例年より活発で、23日にはエストニアが初めて本会議で台湾の参与を正式に支持する発言を行ったほか、リトアニア、ルクセンブルク、ドイツ、ニュージーランドも直接台湾にエールを送る発言、ならびに包摂性の重視や政治問題化への反対、全てのステークホルダーを参与させる方式への支持の表明などの形で、我が国をWHO及びWHAに参与させるべきとする訴えに明確に呼応した。
 
国交樹立国及び理念の近い国々が、WHOの会員国が一堂に会する年次総会において、台湾を招き参与させる必要性を揺らぐことなく主張したことに、外交部はこの上なく感謝する。我が国はこれからも国交樹立国及び理念の近い国々と密接に協力し、手を取り合ってより強靭な世界の公衆衛生体系の構築に努め、全人類の健康と福祉、安全を保障していく。また、WHOとWHA参与を目指す我が国の取り組みのために、いっそう強固な基礎と原動力を生み出していく。
 
 

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