スロバキア共和国の経済副大臣率いる訪問団が台湾を訪問し、「台湾・スロバキア経済協力委員会第3回会合」を開く。外交部（日本の外務省に相当）は2日、プレスリリースを発表して歓迎した。以下、その内容要約。
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スロバキア共和国経済省のPeter Svec副大臣率いる訪問団26名が4日から9日までの日程で台湾を訪問する。訪問団にはスロバキアの経済、外交、教育・科学技術・スポーツ、商務・投資などを担当する各省庁の高官、ならびにスロバキア科学アカデミーの幹部、さらにエネルギー、科学技術、半導体などの分野で生産能力及び開発力を持つ優れた企業ならびに学術界の代表らが参加する。今年は我が国とスロバキアが代表機関を互いに設置して20年の節目の年で、スロバキアがこのタイミングで代表的な意義を持つメンバーを台湾に送り込むことは両国の友情を示すものであり深い意義を持つ。外交部はこれを心から歓迎する。
Svec副大臣一行は台湾滞在中に我が方と「台湾・スロバキア経済協力委員会第3回会合」を行う。「経済・貿易」と「半導体・教育・科学技術」のワーキンググループに分かれて両国間の経済、貿易、投資、半導体、教育、科学技術など各分野での多層的なパートナーシップ促進を模索する。訪問団はまた、投資商機フォーラム、B2Bのビジネスマッチング商談会及び関連の訪問活動を通じて両国の経済・貿易・投資、産業の連結とサプライチェーンの安全保障などの分野における協力関係のさらなる拡大を図る。
台湾とスロバキアの関係は近年継続的に深まっており、今年5月にはスロバキア国会の外交委員会が台湾の世界保健総会（世界保健機関WHOの年次総会）参加を支持する決議を再度行ったほか、外交部の李淳政務次長（＝副大臣）が5月30日、スロバキアの著名なシンクタンク「GLOBSEC」の招きに応じて「ブラスチラバ・フォーラム」に出席、演説を行い、世界的な民主主義ネットワークの強靭性を確立することの重要性を訴えた。