カナダ保守党副党首を兼ねるカナダ庶民院(=下院)のメリッサ・ランツマン議員が4日、台湾を訪問した。一行はほかに、Garnett Genuis下院議員(カナダ保守党)、Kyle Seeback下院議員(カナダ保守党)、Marilene Gill下院議員(ブロック・ケベコワ)、Marie-Helene Gaudreau下院議員(ブロック・ケベコワ)、マイケル・クーパー下院議員(カナダ保守党)、チャンドラ・アーヤ下院議員(カナダ自由党)、マイケル・バレット下院議員(カナダ保守党)の超党派議員計8名。一行は9日まで台湾に滞在し、蔡英文総統、頼清徳副総統、国家安全会議の顧立雄秘書長らを表敬訪問する。外交部は、呉釗燮部長主催の食事会で一行を歓待する。
外交部はニュースリリースを通してランツマン議員一行の台湾訪問を歓迎すると同時に、以下のように説明している。
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一行はカナダ議会における主要政党に所属しており、且つカナダ下院の「外交・国際開発委員会」、「国際貿易委員会」、「先住民族問題北方開発常任委員会」など、重要な委員会で委員を務める。中国が一方的に地域の緊張を高める中、カナダ議会の議員が台湾を訪問することは、台湾に対する揺るぎない支持を示すものだ。
台湾とカナダは、民主主義、自由、人権、法の支配などの価値を共有する緊密なパートナーだ。今回の訪台を通して、一行が台湾や台湾を取り巻く地域の状況について理解を深めることは、カナダ議会が今後も台湾とカナダの二国間関係を深化させるために役立つものと信じている。