2025/04/26

Taiwan Today

外交

チェコで中華民国国民の出入国審査自動化ゲートの使用が可能に

2023/07/31
台北とチェコのプラハを結ぶ直行便が7月18日に就航したのに続いて、チェコがこの直行便を利用する中華民国国民を対象に、出入国審査自動化ゲートの使用を認めると発表した。(外交部)
台北(台湾桃園国際空港)とチェコのプラハ(プラハ空港)を結ぶ直行便が7月18日に就航したのに続いて、チェコはこのほど中華民国(台湾)のパスポートを所持し、直行便を利用する旅客を対象にチェコの出入国審査自動化ゲート(E-Gate)の使用を認めると発表した。30日から適用されている。チェコを訪れる中華民国(台湾)の国民の出入国審査の効率が高まることで、台湾とチェコとの経済貿易、ビジネス、観光、文化など各分野での交流強化を助けるものと期待される。
 
中華民国(台湾)政府は中華民国(台湾)の国民に自動化出入国審査システムを使用させるよう各国に働きかけており、すでに米国、韓国、オーストラリア、イタリア、ドイツ、イギリス、日本、シンガポールで実現。今回、チェコがこのサービスを提供する9カ国目となった。
 
なお、外交部(日本の外務省に相当)によれば、プラハ空港は欧州連合(EU)の出入国管理システム(EES)が未導入のため、台湾の人が「E-Gate」を通過する際にはパスポートにチェコの入国審査官による証印(スタンプ)が必要となる。これはシェンゲン圏での滞在日数を計算するため。外交部では、チェコを訪れる国民は「E-Gate」の混み具合に応じて「E-Gate」か一般の入国審査窓口かを自由に選択できるとしている。
 
外交部では、台湾とチェコは理念の近いパートナーであり、双方は各分野での交流の強化に努めると同時に、共通の価値を基礎として両国の全面的なパートナーシップを積極的に発展させていくと説明している。
 
 

ランキング

新着