米アリゾナ州のケイティ・ホッブス(Katie Hobbs)州知事が9月16日から20日まで、米ニューメキシコ州のミシェル・ルーハン・グリシャム(Michelle Lujan Grisham)州知事が9月18日から22日まで、それぞれ訪問団を率いて台湾を訪問している。外交部はニュースリリースで、両州知事の訪台を歓迎している。
アリゾナ州のホッブス州知事は、経済担当の中央省庁のトップや財界関係者と会談するなどして、台湾とアリゾナ州の経済・貿易分野での実質的な交流強化を図り、商機創出の機会を模索している。17日には国立台湾科学教育館(台北市士林区)とアリゾナ科学センターとのMOU(覚書)締結に立ち会い、STEAM教育推進で協力することで合意した。きょう(19日)午後、蔡英文総統を表敬訪問することになっている。
ニューメキシコ州のルーハン・グリシャム州知事は、19日に開催される「U.S. Business Day」(経済部および中華民国対外貿易発展協会主催のビジネス商談&投資説明などのイベント)に参加するため台湾を訪れた。台湾では蔡英文総統を表敬訪問するほか、経済担当の中央省庁のトップや財界関係者と会談する。また、外交部の李淳政務次長(=副大臣)が会食を主催して一行を歓待する。
ニューメキシコ州と台湾は経済・貿易分野での交流が緊密で、双方は2021年に経済・貿易協力のMOU(覚書)を締結。同年、ニューメキシコ州は台湾に事務所を開設した。