2025/05/14

Taiwan Today

外交

外交部が今年の国慶節祝うショートフィルム『衆志成城、台湾向前』を公開

2023/09/20
外交部が今年の双十国慶節(中華民国の建国記念日に相当)を祝うために制作した、『衆志成城、台湾向前』と銘打ったショートフィルムを公開している。(外交部)
外交部(日本の外務省に相当)が今年の双十国慶節(中華民国の建国記念日に相当)を祝うため、『衆志成城、台湾向前』と銘打ったショートフィルムを制作した。同ショートフィルムは、「民主台湾、自信向前」、「堅靭台湾、踏実向前」、「創新台湾、永続向前」、「魅力台湾、多元向前」の4つのパートに分かれ、それぞれが台湾の民主主義、外交、経済、文化面での発展成果と多元性の豊かさを表現。4つのパートを駆け抜けるかのような演出で、台湾の社会の繁栄と人々が団結して前進するイメージを伝えるものになっている。
 
「民主台湾、自信向前」の部分では民主的な選挙、国民から事件ごとに選ばれる裁判員、集会とデモ行進、多様性と包摂性などの要素で台湾が自由民主の価値を守っていること、ならびに人権と法治を保障している成果を表現する。台湾の公民社会は健全かつ活発で、人々の生活が豊かかつ平安であることを示す。
 
「堅靭台湾、踏実向前」では主に過去一年の外交成果を表現。時系列でトルコでの大地震の際の救助協力や被災者支援、チェコの下院議長以下代表団による訪台、蔡英文総統のグアテマラ、ベリーズ訪問と米国立ち寄り、台湾の世界保健総会(WHO総会)参加に対する国交樹立国及び理念の近い国々からの支持、呉釗燮外交部長(=外務大臣)のチェコ訪問、頼清徳副総統の総統特使としてのパラグアイ新大統領就任式出席、蔡総統のエスワティニ王国訪問などを伝えると共に、台湾による国交樹立国のための協力プロジェクトなどの画面を加え、台湾が国際社会に還元する具体的な行動を紹介し、台湾は世界の「善のパワー」であるとアピールする。
 
「創新台湾、永続向前」のパートでは台湾の堅実な経済と科学技術力を強調する。とりわけ半導体、バイオテクノロジー、機能性繊維、AI(人工知能)、艦艇の国産化、スマート農業、洋上風力発電などの開発成果を以って台湾が世界の民主主義国によるサプライチェーンで不可欠なパートナーであることの証しを示す。
 
そして「魅力台湾、多元向前」のパートでは、今年の台北国際ドラゴンボートレース、WBC(ワールドベースボールクラシック)などのスポーツ大会、色とりどりに光り輝く台北ランタンフェスティバル、大稲埕サマーフェスティバルでの花火大会、そして台湾における自由で多元的な宗教の姿、先住民族文化と世界に名を馳せる美食の数々などで台湾文化の深みと社会の多元性が生む魅力を紹介する。
 
今年のショートフィルムは完全版が約5分間。中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語、アラビア語、タイ語、ベトナム語など13言語のバージョンを制作し、外交部の公式ウェブサイトのほかソーシャルメディアで公開している。
 
『衆志成城、台湾向前』完全版
 
 

ランキング

新着