タイは11月10日から2024年5月10日までの半年間の措置として、中華民国(台湾)国籍の旅券保持者に対して、1回の入国につき30日以内の短期滞在であればビザの取得が不要となるノービザ措置(査証免除)を実施すると発表した。この発表を受けて外交部は次のコメントを発表した。
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タイは中華民国政府が推進に力を入れる「新南向政策」の主要対象国の一つで、台湾人にとって人気の渡航先の一つだ。タイ政府が今回、中華民国旅券保持者に対するノービザ措置実施を決めたのは、政府の各部門が取り組んできた「新南向政策」の成果の一つと言える。外交部は今後も、中華民国旅券保持者の渡航についてノービザ措置やその他のビザ関連の便宜を勝ち取り、国民の海外出張や旅行がより便利になるよう努力したい。