2025/06/29

Taiwan Today

外交

外交部の陳立国常務次長、オマーン建国53周年記念レセプションに出席

2023/11/23
外交部の陳立国常務次長(事務次官、左)は21日夜、オマーン建国53周年記念レセプションに出席した。写真右はオマーン国駐華商務弁事処のMohammed Al Baraami処長。(外交部)
外交部の陳立国常務次長(事務次官)は21日夜、オマーン国駐華商務弁事処(Commercial Office of the Sultanate of Oman in Taiwan、オマーン国が台湾に設置する大使館に相当)が主催するオマーン建国53周年記念レセプションに出席した。

陳次長は祝辞で、「オマーンは東西文化が交わるという優位性を持ち、台湾とも理念が一致するところが多い。台湾にとってとりわけ重要なのは、エネルギーの供給国ということだ。昨年両国の貿易総額は28億米ドルと、対前年比約50%も成長した。オマーンが推進する経済計画『オマーン・ビジョン2040』のスキームの下、双方の交流はさらに拡大する潜在的可能性を有している。台湾の国立東華大学(花蓮県)とオマーンの大学はすでに科学技術交流を展開しており、双方は貿易訪問団の相互派遣などで良好な成果を挙げている。オマーンは風光明媚な場所で、人々もフレンドリーでホスピタリティにあふれている。今後、台湾との交流や人的往来はさらに活発になるだろう。台湾とオマーンがこれからも経済・貿易、投資、教育、文化、観光などの領域で連携を強め、双方の関係を深められるよう期待している」と述べた。

これに対してオマーン国駐華商務弁事処のMohammed Al Baraami処長(=駐台大使に相当)は陳次長の出席に感謝した上で、オマーンの投資環境の強みやオマーンと台湾の貿易が活発なことなどを紹介。今年1~10月の貿易総額が約27億米ドルに達したことは、双方の貿易のさらなる進展を見て取ることができると歓迎した。その上で、オマーンと台湾のさらなる関係や友好の深化に期待を寄せた。

なお、このレセプションには政界関係者や各国の外交官など200人余りが参加した。陳次長とMohammed Al Baraami処長が祝辞を述べたあとにケーキカットを行い、台湾とオマーンの末永い友好を祈念した。

 

ランキング

新着