2025/07/05

Taiwan Today

外交

台・米・日・豪が今年の「GCTF」合同委員会会議、来年の議題などを討論

2023/12/07
外交部、米国在台協会(AIT)、日本台湾交流協会、オーストラリア弁事処が6日、台北市内で「グローバル協力訓練枠組み(GCTF)」合同委員会会議を開催した。中央が外交部北米司の王良玉司長。(外交部)
外交部(日本の外務省に相当)、米国在台協会(AIT)、日本台湾交流協会、オーストラリア弁事処(Australian Office)が6日、台北市内で「グローバル協力訓練枠組み(GCTF)」合同委員会会議を開催した。今回はイギリス在台弁事処とカナダ駐台北貿易弁事処もオブザーバーとして招待されて出席した。米ワシントンD.C.、日本の東京、オーストラリアのキャンベラからもメンバーがオンライン形式で議論に加わり、会議後には共同声明を発表した。
 
会議では台湾、米国、日本、オーストラリアが今年のGCTFの活動成果を振り返ると共に、来年協力していく議題を討論。議題としては持続可能な開発、国際的な特殊詐欺の取り締まり、インターネットの安全性、電信インフラの整備、レジリエンスの構築、カーボンニュートラルとクリーンエネルギー、海洋気候変動などが挙げられた。また、GCTFの持続可能な発展戦略についても意見を交わした。
 
会議は外交部北米司(局)の王良玉司長(=局長)、米国在台協会台北事務所(AIT/T)のJeremy Cornforth副所長、日本台湾交流協会台北事務所の岡島洋之副代表、オーストラリア弁事処のMichael Googan副代表が主なスピーカーを務めた。
 
GCTFは2015年6月1日に立ち上げられて以来、新たな議題について70回を超える国際ワークショップを開催。累計で127カ国、7,500人以上の各国政府関係者や専門家が参加しているほか、議題の分野と参与する国の数も年々増加しており、これらはみなGCTFがすでに国際協力の重要なプラットフォームに育ったことを示している。外交部は、理念の近い国がより多く、積極的に参与し、GCTFを通じて世界の新たな議題と課題に共同で対応していくことを歓迎するとしている。
 
 

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