2025/06/16

Taiwan Today

外交

台湾とドイツ、市民社会の対話と交流促進のプラットフォーム構築へ

2023/12/08
台北駐ドイツ代表処の謝志偉代表とドイツ在台協会のAndreas Hofem副処長は今月5日、台湾とドイツの市民社会の対話と交流促進を目的としたプラットフォームを確立することで合意し、オンラインで協定書に調印した。外交部は「双方の市民社会が対話と交流を強化するための基礎となるもの」としてこれを評価し、歓迎している。写真は外交部本庁舎外観。(外交部)
台北駐ドイツ代表処(ドイツにおける中華民国大使館に相当)の謝志偉代表とドイツ在台協会(台湾におけるドイツ大使館に相当)のAndreas Hofem副処長は今月5日、台湾とドイツの市民社会の対話と交流促進を目的としたプラットフォームを確立することで合意し、オンラインで協定書に調印した。外交部は「双方の市民社会が対話と交流を強化するための基礎となるもの」としてこれを評価し、歓迎している。
 
この協定はドイツ外務省の提案を受けて実現した。台湾の市民社会との対話のプラットフォームを構築することで、市民の相互理解を増進するのが狙い。具体的には欧州議会のラインハルト・ビュティコファ(Reinhard Bütikofer)議員と台湾第三部門学会理事で国立政治大学社会学系教授の顧忠華氏が共同でフォーラムを主催する。フォーラムはドイツと台湾で毎年交互に開催する。
 
外交部は7日に出したニュースリリースで、台湾とドイツの関係が近年強化され、各分野で交流が活発になっていると指摘。今回の協定は、今年調印された科学技術協力協定や刑事司法共助協定の締結などに続く、台湾とドイツにとって3つ目の協定締結となるもので、外交部としては「既存の良好な関係を基礎として今後もドイツと各方面で実質的な協力を展開していきたい」としている。
 

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