2025/04/30

Taiwan Today

外交

自民党の麻生氏による「台湾有事は日本の存立危機事態」発言に外交部がコメント

2024/01/11
日本の自民党副総裁、麻生太郎氏(写真)が8日、台湾有事の際には日本が潜水艦や軍艦で戦うと述べたことに対し、外交部が10日、コメントを発表した。写真は昨年訪台した際のもの。(外交部)
日本の自民党副総裁、麻生太郎氏が8日、台湾有事の際には日本が潜水艦や軍艦で戦うと述べたことに対し、外交部(日本の外務省に相当)が10日、コメントを発表した。以下、その内容要約。
 
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日本の自民党副総裁、麻生太郎氏は1月8日、福岡県で開かれた国政報告会で、「台湾海峡で緊張が高まっている。台湾には2万人余りの日本人が暮らしている。台湾海峡で戦争となれば、日本は潜水艦や軍艦で戦う。台湾の有事は間違い無く、日本の存立危機事態だ」と発言した。外交部は麻生副総裁が公の場で再び台湾海峡の情勢を懸念する発言を行い、台湾海峡の平和と安定に対する揺るぎのない支持を示したことに対し、心からの謝意を表明する。
 
麻生副総裁は昨年8月に訪台して「ケタガラン・フォーラム」で講演、「台湾は日本にとって極めて重要なパートナーであり友人だ。台湾海峡の平和と安定は国際社会の安全保障と繁栄に不可欠な要素であり、戦争を避けるために、志を同じくする国々が協力して権威主義の拡大に対抗するべく力を発揮する必要がある」と語った。
 
外交部は、台湾海峡の平和と安定は世界情勢にとって非常に重要であり、台湾は民主主義陣営が権威主義勢力の拡張に対抗する最前線にあることを重ねて強調する。政府と人民はみな自らを守ることを強く決意しており、これからも自衛力の強化を続けると共に米国や日本など理念の近い全ての国々と手を取り合って協力、共同でインド太平洋地域の平和と安定、繁栄を促進していく。
 
 

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