2025/06/18

Taiwan Today

外交

游錫堃立法院長、アジア自由民主連盟と自由主義インターナショナルの総統選挙視察団と会談

2024/01/12
立法院の游錫堃院長(=国会議長)は11日、アジア自由民主連盟(CALD)と自由主義インターナショナル(LI)の総統選挙視察団の表敬訪問を受けた。游錫堃院長は、「台湾の選挙結果は、台湾に住む2,300万人の未来を左右するだけではなく、世界情勢にまで影響を与える。この選挙は世界の地政学や安全保障に甚大な影響を与えるものだ」と強調した。(立法院)
立法院の游錫堃院長(=国会議長)は11日、アジア自由民主連盟(CALD)と自由主義インターナショナル(LI)の総統選挙視察団の表敬訪問を受けた。アジア自由民主連盟はアジアにおける中道・リベラル政党のゆるやかな連絡ネットワークで、台湾に本部を置く。自由主義インターナショナルは世界の自由主義政党からなる国際組織で、英ロンドンに本部を置く。游錫堃院長は、「台湾の選挙結果は、台湾に住む2,300万人の未来を左右するだけではなく、世界情勢にまで影響を与える。この選挙は世界の地政学や安全保障に甚大な影響を与えるものだ」と強調した。
 
台湾では13日(土)、正副総統選挙と立法委員(=国会議員)選挙の投開票が同時に行われる。一行はこの選挙を視察するために台湾を訪れた。
 
游錫堃院長は一行の到来を歓迎するとともに、2024年は選挙イヤーであることを強調。世界の76か国で選挙が行われ、42億人の有権者が投票に参加することができると紹介した上で、台湾はその2番目に選挙が行われる国だと述べた。
 
游錫堃院長はまた、台湾は中国の軍事的、経済的な脅威や誘惑と向き合い、各種のフェイクニュースや認知戦による選挙介入にも対応しなければならないことから、その情勢は格別に緊張していると説明した。游錫堃院長はその上で、選挙の結果は台湾に住む2,300万人の将来を左右するだけではなく、世界情勢にまで影響するもので、世界の地政学や安全保障に与える影響は甚大だと強調した。
 
游錫堃院長はさらに、中国当局の台湾の選挙への介入は大胆なものだと指摘。その具体例として、昨年11月、バイデン米大統領と中国の習近平氏が会談した際、バイデン大統領が習近平氏に対して直接、台湾海峡及び周辺地域での軍事行動を控え、台湾の選挙に介入しないよう求めたことを挙げ、「これは台湾の総統選挙や民主主義の発展に対する中国の介入や台湾併呑を企てる行動などが、すでに国際社会から高い関心を寄せられていることを浮き彫りにするものだった」と述べた。
 
游錫堃院長は続けて、「台湾は権威主義の拡張に対抗するための最前線に立ち、全世界の民主主義と繁栄を喜んで守りたいと考えている。今後も民主主義の盟友との緊密な連携を展開し、自由、民主主義、人権などの基本的価値を守っていきたい」などと述べた。
 
 

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