2025/04/26

Taiwan Today

外交

中華民国の国交樹立国3カ国が国交維持を表明、外交部が謝意

2024/01/17
中華民国(台湾)は今後も、パラオ、マーシャル諸島およびツバルと、引き続き友好関係の強固・深化を推進し、理念を同じくする国々と緊密な関係を維持しながら、共同でインド太平洋地域の平和、安定、繁栄を守っていく。(外交部)

南太平洋の島国ナウルが15日、台湾と断交し、中国と国交を結ぶことを発表したことを受けて、台湾の太平洋における国交樹立国、パラオ、マーシャル諸島、ツバルはそれぞれ、「台湾との外交関係を維持する」ことを明らかにした。これに対して、中華民国外交部(日本の外務省に相当)は、心からの謝意を表した。

マーシャル諸島は、在中華民国マーシャル諸島大使館の公式フェイスブックページを通じて、「同国は台湾の真の友人で、台湾がインド太平洋地域の安全と繁栄において重要な役割を果たしていると信じている。今後も引き続き台湾の国際参加を支持し、台湾のために発言する」とのメッセージを発表した。

パラオのスランゲル・S・ウィップス・Jr大統領は、同国大統領府の公式フェイスブックページで、「パラオの各分野における発展に対する台湾の長期的な支援を賞賛し、台湾とパラオの友好関係は、共通の価値観とインド太平洋地域の平和と繁栄を是認することに基づいている」と強調する声明を発表した。

ツバルのカウセア・ナタノ首相は、在中華民国ツバル大使館に正式に書簡を送り、ツバルは台湾の忠実な友人だと改めて強調し、今後も台湾の民主的な発展を支援し続け、強固な友好関係で結ばれた台湾とツバルが引き続き共に前進していくとした。同国からはさらに、トフィガ・ファラニ総督、サミュエル・テオ国会議長、パナパシ・ネレソネ司法・通信・外務大臣などの政治高官も大使館に向けて、台湾とツバルの関係を重視して、両国の関係を引き続き守っていくことを明らかにした。

中華民国(台湾)は今後も、パラオ、マーシャル諸島およびツバルと、これまでの良好な関係の基盤に基づき、引き続き友好関係の強固・深化を推進し、米国、オーストラリア、日本など理念を同じくする国々と緊密な関係を維持しながら、共同でインド太平洋地域の平和、安定、繁栄を守っていく。

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