2025/05/02

Taiwan Today

外交

外交部、今年もCSW開催期間に合わせて米ニューヨークで「台湾ジェンダー平等ウィーク」開催

2024/03/08
「国連女性の地位委員会(CSW)」の第68回年次会合(CSW68)が3月11日から22日まで米ニューヨークで開かれる。これに合わせて外交部は台湾のNGO団体と連携し、「台湾ジェンダー平等ウィーク」と銘打った一連のイベントを展開する。(外交部)
「国連女性の地位委員会(Commission on the Status of Women, CSW)」の第68回年次会合(CSW68)が3月11日から22日まで米ニューヨークで開かれる。これに合わせて外交部は台湾のNGO団体と連携し、今年も「台湾ジェンダー平等ウィーク(Taiwan Gender Equality Week, TGEW)」と銘打った一連のイベントを展開する。今年のイベントはCSW68のテーマに呼応して、「女性の経済的エンパワーメントの促進」を主軸に据える。文化的視点から台湾における女性のエンパワーメントとジェンダー平等の推進過程を表現し、女性が伝統的な枠組みから脱却し、産業のイノベーションや経済発展をけん引するための努力と貢献をしていることを示す。
 
今年の「台湾ジェンダー平等ウィーク」ではまず米東部時間3月13日午後6時(台湾時間3月14日午前6時)より、台北駐ニューヨーク経済文化弁事処の主催で「台湾メインステージ&カルチャーナイト」が開催される。女性の金融レジリエンスの育成をテーマにしたフォーラムが行われ、台湾金融研訓院の黄崇哲院長が官民連携で女性の経済力を向上させた台湾の経験や、金融政策の決定権への女性の参画を高めた成功事例などを説明する。また、フランスに拠点を置く女性の法律専門家によるNGO組織International Federation of Women in the Legal Careers(FIFCJ)のDenise Scotto副代表や米国の世界女性問題担当大使を務めたケリー・カリー氏が登壇し、台湾における女性パワーの成長について語る。フォーラムの全容はYoutubeチャンネルや外交部のフェイスブックページ等でライブ配信される。
 
フォーラム終了後はカルチャーナイトが開催され、独立書店「掀海風」の経営者や、老舗茶葉業者「隆元茶荘」の4代目など、優れた女性経営者の代表と屏東県基督教女青年会の林春鳳常務理事が、それぞれの文化・芸術作品を自ら披露する。台湾の女性がいかにして地元の文化を活用して地方創生をけん引し、政策決定に参画し、そして経済発展につなげてきたかを海外の人々に実感してもらう。
 
このほか、今年もCSW年次総会の開催期間中、台湾のNGOや地方自治体がこれに平行して「NGO CSW68フォーラム」を開催し、計33回の会議を開催する。会議を通して、各方面で女性の経済的エンパワーメントを促進してきた台湾の経験と成果を国際社会と共有する。
 
外交部と台湾のNGOである財団法人婦女権益促進発展基金会は2020年以降、毎年CSW年次総会の開催に合わせ、米ニューヨークで「台湾ジェンダー平等ウィーク」と銘打ったイベントを開催してきた。今年も官民一体となって、台湾が強みとするジェンダー平等という議題を通して国際社会に台湾の存在感をアピールする。
 
今年の「台湾ジェンダー平等ウィーク」に関する詳細はこちらを参照のこと。
公式サイト:https://www.tgew.org/
 
 

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