今年4月に台湾で起きた地震の被災地再建のためチェコが15万米ドルを寄付すると発表。外交部（日本の外務省に相当）は4月30日、プレスリリースを発表してこれに感謝した。以下、その内容要約。
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チェコ共和国の外務省は4月29日夜（現地時間）、15万米ドルを台湾に寄付し、花蓮地震の被災地再建事業を支援すると発表した。地震発生後、ペトル・フィアラ（Petr Fiala）首相、上院のミロシュ・ビストルチル（Miloš Vystrčil）議長、下院のアダモバ（Markéta Pekarová Adamová）議長ら政界要人がただちにお見舞いの意を表明したのに続いて、チェコ政府が再び具体的な行動を以って我が国で起きた震災に関心を寄せたものであり、外交部はこれに心から感謝する。
台湾とチェコは理念の近い盟友であるばかりでなく、協力して助け合い、共同で国際社会に貢献するパートナーである。我が国が挑戦に向き合う時、チェコはつねに揺らぐことなく台湾と共にある。2021年に新型コロナウイルスが広がったとき、我が国はチェコに135万枚のサージカルマスクなど防疫物資を寄付し、チェコは我が国に3万回分のワクチンを無償提供した。今回、震災での寄付という形でチェコは我が国との友情を大切にしていることを改めて伝え、具体的な行動で我が国における被災地の再建を支援、台湾に対する温かい思いやりを示した。
我が国はこれからも、既存の良好な基礎の下、チェコとの交流を深め、互助互恵の協力を通じて実質的なパートナーシップを拡大していく。