2025/04/28

Taiwan Today

外交

呉釗燮外交部長、マーシャル諸島憲法記念日の祝賀会に出席

2024/05/06
国交樹立26周年を迎えた台湾とマーシャル諸島は、今後も平和で豊かなインド太平洋地域を共同で築くため、交流を深め、協力を拡大していく。(中華民国外交部ニュースサイトより)

中華民国外交部(日本の外務省に相当)の呉釗燮部長(外相)は3日夜、招きに応じて在中華民国マーシャル諸島大使館が主催した「マーシャル諸島の第45回憲法記念日」祝賀レセプションに出席した。

呉部長はあいさつで、「まずマーシャル諸島共和国政府と国民に心からの祝意を表したい。今年は、台湾とマーシャル諸島の国交樹立26周年でもある。両国は長年にわたり、公衆衛生・医療、農業技術、インフラ、食糧安全保障、人材育成、キャパシティ・ビルディング、気候変動、女性のエンパワーメントなど様々な分野での協力において、実りある成果を上げてきた。マーシャル諸島はまた、国連(UN)、世界保健機関(WHO)、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)、国際刑事警察機構(INTERPOL)、国際民間航空機関 (ICAO)などの国際機関への台湾の参加に対して、常に断固とした支持を表明している。さらに、マーシャル諸島の国民議会は最近、台湾との友好を示す2つの決議を可決し、台湾の国際参加の支援、双方の友好関係維持を図る具体的な行動をとった。台湾は、これに心からの謝意を表明する。両国は、民主主義と自由の基本的価値観を共有し、岩のように堅固な友好関係を築いており、今後も手を携えて前進し続けることを望んでいる。両国の繁栄と発展を共同で創造し、国民の幸福を増進する」と語った。

一方、在中華民国マーシャル諸島のAnjanette Kattil大使もあいさつを述べた。Kattil大使は、1979年の建国以来、懸命に戦い多大な犠牲を払ってきた先人たちの建国の精神を追想した。Kattil大使によると、台湾とマーシャル諸島は、民主主義、法治社会、基本的人権などの普遍的価値およびオーストロネシア語属の文化的起源を共有している。ヒルダ・ハイネマーシャル諸島大統領に代わって、長年にわたるマーシャル諸島の様々な発展に対する台湾の強力な支援と貢献に、心からの謝意を表したKattil大使は、両国が今後も経済・貿易交流や様々な分野での協力を深めていくことを期待していると述べた。そして、両国の関係が緊密・友好的だと指摘し、マーシャル諸島が今後も、主権国家として台湾の国際機関への参加を支持していくと強調した。

マーシャル諸島は、太平洋地域における台湾と堅固な友情で結ばれた友好国で、緊密で良好な二国間関係を築いている。両国は26年前に国交を樹立してから、様々な分野での協力が大きな成果を上げている。マーシャル諸島はまた、台湾の国際舞台における活躍の場を拡大するよう支持するため、実践的な行動を続けている。台湾とマーシャル諸島は今後も、平和で豊かなインド太平洋地域を共同で築くため、交流を深め、協力を拡大していく。

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