タイが中華民国（台湾）の旅行者へのノービザ待遇を6カ月間延長することを決定したのを受け、外交部（日本の外務省に相当）が7日、プレスリリースで歓迎の意を表明した。以下、その内容要約。
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タイ政府は7日の閣議で、中華民国（台湾）の国民が査証なしでタイに滞在することを認める措置（ノービザ待遇）を6カ月間延長すると決定した。今年の11月11日まで、従来どおり査証なしで30日間の滞在が可能となる。外交部はこの決定を歓迎する。
国民が海外を訪れる際の利便性を高めることは我が国の在外公館や代表処の重点業務である。タイは我が国の「新南向政策」（南アジア、東南アジア、ニュージーランド、オーストラリアとの幅広い関係強化を目指す政策のこと）における主なパートナー国であると共に、国民に人気の旅行先の一つである。今回、タイが我が国の国民を対象にしたノービザ待遇を延長することは、関係省庁による「新南向政策」推進の成果である。外交部はこれからも、国民が海外を訪れる際のノービザ待遇獲得及びその他査証に関する利便性の向上に努めていく。
外交部はタイを訪れる国民に対し、タイ滞在期間中は現地の法令を遵守し、身の安全に注意を払うよう求める。また、もし緊急に協力が必要となった場合はただちに我が国の駐タイ代表処と連絡を取ること（緊急連絡用電話： +66-81-666-4006 / タイ国内からは： 081-666-4006）。もしくは台湾にいる友人に、「外交部緊急聯絡中心」（電話： 0800-085-095）と連絡を取らせること。