2025/08/13

Taiwan Today

外交

台湾とエスワティニの外相が共同声明に署名

2024/05/22
中華民国外交部は、今後もエスワティニとの強固な友好関係に基づき、様々な分野での協力・交流を推進し、友好関係をさらに深めていく。(中華民国外交部ニュースサイトより)

中華民国外交部(日本の外務省に相当)の林佳龍部長(外相)は21日午前、頼清徳総統に伴って、総統府においてエスワティニ王国の国王ムスワティ3世と会談した。会談後、両国元首の立ち会いのもと、林佳龍部長とエスワティニのH.E. Pholile Shakantu外務・国際協力大臣が共同声明に署名した。総統府の潘孟安秘書長、国家安全会議の呉釗燮秘書長、経済部(日本の経済産業省に相当)の郭智輝部長(大臣)、中央銀行の楊金龍総裁らも署名式に出席した。

今回署名された共同声明は、頼総統就任後、中華民国(台湾)が初めて国交樹立国との間で署名した協力文書。台湾とエスワティニの堅固な友好関係と、台湾の国際組織参加に関するエスワティニの支持を示している。両国はまた、医療・公衆衛生、農業、経済・貿易投資、職業訓練、教育、女性のエンパワーメント、若者の雇用、情報操作と偽情報拡散の防止、司法共助、国境を越える犯罪の撲滅などの分野で引き続き協力関係深化を推進し、共同で、両国関係が次のマイルストーンに進めるよう努めるとした。

共同声明の署名に続き、両国の元首が立ち会う中、「デジタルビジネス計画策定に関する了解覚書」と「中央銀行協力覚書」の協力文書にも署名した。

エスワティニは1968年に独立して間もなく、中華民国台湾と国交関係を結んだアフリカ地域における重要な友好国。外交部は、今後も両国の強固な友好関係に基づき、様々な分野での協力・交流を推進し、友好関係をさらに深めていくとしている。

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