グアテマラの国会議長一行、ならびに日本の自民党台湾政策検討プロジェクトチームの衆議院議員らが訪台している。外交部(日本の外務省に相当)は14日と15日、それぞれを歓迎するプレスリリースを発表した。以下、その内容要約。
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(7月14日発表分)
グアテマラ共和国の国会議長、Nery Abilio Ramos y Ramos氏が我が国政府の招きに応じて7月15日から19日まで代表団と共に台湾を訪問している。代表団のメンバーはRamos議長以下、César Amézquita第二副議長、Karina Paz第一秘書長、与党「セミージャ運動」のJosé Sanabria総召集人など超党派の国会議員ら。外交部は一行を心から歓迎する。
Ramos氏の外遊は今年1月の国会議長就任後初めて。随行する国会議員3名はそれぞれ異なる政党に所属しており、合同での訪台はグアテマラ議会の我が国に対する党派を超えた固い支持を示すものである。
(7月15日発表分)
日本の自由民主党台湾政策検討プロジェクトチーム(PT)で座長を務める鈴木馨祐衆議院議員と、同党の中曽根康隆衆議院議員が15日から17日まで台湾を訪問する。
鈴木議員は日本の外務副大臣、財務副大臣、自民党青年局長などの要職を歴任した同党の実力派議員で台湾海峡の安全保障問題に精通、台湾のため度々正義の発言を行っている。一方、中曽根議員は可能性に満ちた若者世代の国会議員で、昨年も自民党青年局の幹部として訪台するなど台湾に友好的な立場をとる。
外交部は鈴木議員及び中曽根議員が平素から台日関係の促進に協力していること、ならびに具体的な行動で台湾への揺るぎのない支持を示していることに感謝する。今回の訪台は間違いなく、台日双方の実質的な友好協力関係の継続的深化を助けるはずである。